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【図書】脳教育原論  AI時代、人間らしさの本質とは何か。
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脳教育原論

AI時代、人間らしさの本質とは何か。
 

 

知識の蓄積と情報処理のスピードで、人間はもはや人工知能にかないません。それでも人間にしかない力があるとすれば、それは何でしょうか。

 

本書はその答えを「共生知能」――人間と人間、人間と自然、

人間と地球がひとつの共同体であることを自覚し、

調和しながら生きていく能力――に見いだします。

 

脳教育は、45年前、著者・一指 李承憲の切実な自己省察から始まりました。「人間の脳の価値を1億人に伝える」という誓いは、脳のOS(Brain Operating System, BOS)というコア技術を生み、韓国脳科学研究院の設立(1990年)、脳教育大学院の認可(2003年)を経て、学士・修士・博士を網羅する学位制度として世界で初めて体系化されました。本書は、その脳教育のエッセンスを誰にでもわかるようにまとめた公式入門書です。

 

第1章では、AI時代に問われる「共生知能」と、韓国に古くから息づく脳哲学の系譜をたどります。

第2章では人間と脳の関係、脳教育の定義と価値を明らかにし、

第3章では『三一神誥』の「降在爾脳(神はおまえたちの脳のなかに降りてきている)」から『天符経』の「人中天地一」に至る哲学的背景と、弘益人間の精神を掘り下げます。

第4章は、体の作用原理・脳の作用原理・両者の統合原理という3つの原理を、プラセボ効果、習慣の回路、記憶、脳波、可塑性といった具体的な現象から解き明かします。

そして第5章が実践の中核です。脳の感覚を目覚めさせる/脳を柔軟にする/脳を浄化する/脳を統合する/脳の主になる――BOS5段階のプロセスを、順を追って示します。最終章では「成功」から「完成」へと価値の軸を移す新しい生き方と、脳文化時代の展望を語ります。

 

脳は、頭で理解する対象ではありません。

体と心の感覚を目覚めさせる体験を通して、実際に変わっていくダイナミックな有機体です。本書は知識を伝えるだけでなく、体験することの大切さに一貫して重点を置いています。

 

原書は2010年に韓国で刊行され、2026年に「AI時代、自然知能の回復と啓発」の副題を得て全面改訂されました。本書はその改訂版を底本とする、待望の初の日本語版です。

 

 

 

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