天符経を書く
天符経文字を一文字一文字
真心を込めて書き写す修練法です。
天符経を書く修練法の目的は、
天符経に込められた教えを
私たちの体と心に写すためです。
まず、周りの環境を整頓して体と心を
きれいにしてから瞑想をします。
直接墨をすって
和紙に書くのが一番良いのですが、
筆ペンや他の筆記用具を使っても構いません。
正しい姿勢で座り、一文字一文字
真心を込めて書いていきます。
書く時には3回、9回、2回、3回
など、3の倍数で書くと良いです。
天符経が無(0)から一が出て、
一から三に、また六に、
九に分かれ、九がまた九回反復されてで
81で完成を成す三元哲学を表現しているからです。
書き終わったら静かに瞑想して終えます。
天符経を書いた紙はきちんと保管するか
清浄な場所で焼却します。
このように天符経を繰り返して
書き写す修練を心を込めて行えば、
その気運と教えが
心に深くに届くようになります。
特に心が乱れて集中力が弱い人には、
心の安定を取り戻すための修練法として
適しています。
ノートサイズ:縦183mm×横258mm
天符経とは?
天符経とは、今から少なくとも9千年前、
古代韓国で生まれた天と地と人の合一を伝える
天地人精神を表現した経典です。
天符経の文字は、地上に降りてきた
天の心と言われています。
私たちは何者で、どこから来て、どこへ行くのか。
何のために生きて行くのかを伝えてくれます。
「人の中で天と地が一つとなっている」という意味が
天符経が伝えるメッセージの核心と言われてます。
天符経メッセージ
天符経を理解しようとしないでください。
理解するものではありません。
感じてみてください。
感じようとすれば分かります。
数字と文字が複雑に配列されています。
規則的には見えませんが
感じてみれば、
その中に規則があってリズムがあります。
一から十までの数字があり、
天があり地があり人があります。
ここにすべてがあります。
一指 李承憲 イ・スンホン